葬儀の手帖
神道式
式年祭の準備
1.日程を決める
最初に年祭の日時を決めます。
基本的には、故人が亡くなった命日に行いますが、前後で調整しても構いません。
2.式年祭の規模を決める
- お招きする方の人数を決める。
- 場所は通常、自宅の祖霊舎で行いますが、人数が多い場合は神社の式場をお借りすることもあります。
- 初穂料を用意する。(神社に祈祷をお願いする際、お礼として支払うもの)
- 祖霊舎とお墓のお供えを用意する。
3.案内状を出す
お招きする方が決まったら、できるだけ早く案内状を出します。
新盆祭
祖先の霊を祀るため、祖霊舎(それいしゃ)を清めたり迎え火や送り火を焚きます。人が亡くなって初めてのお盆を“ 新盆祭”といい、御霊が家族を守る祖霊になるとされているため、丁寧に行われます。
祭壇は北向きにならないようにし、祖霊舎を上段に置き、左右に榊(さかき)立てを置きます。米・日本酒・浄水・塩・丸餅・昆布・魚・たまご・季節の野菜と果物・お菓子などをお供えします