葬儀の手帖
仏教式
法事・法要の準備
1.日程を決める
最初に法事の日時を決めます。忌日に合わせられないことは仕方ありませんが、遅らせるよりは、なるべく早い日を選びましょう。
2.法事の規模を決める
各家の事情に合わせ規模を決めましょう。
- お招きする方の人数を決める。
- 場所はお堂や墓前など、天気の心配のないお堂のご利用がお勧めです。
- 引き出物を用意する場合、どこのご家庭でもご利用される物がよいでしょう。
- お布施を用意する。
- 仏様へのお供えを用意する。
3.案内状を出す
お招きする方が決まったら、できるだけ早く案内状を出します。
4.役割を決める
事前に係を決めておきます。
- 法役(線香やロウソクを替えたり、焼香の準備など、お仏壇のお世話をする係)
- 接待係
MEMO
古代のインドでは亡くなってから四十九日で生まれ変わる輪廻転生の考えでした。そのため回忌法要はありません。中国では三回忌までですが、仏教が日本に渡ってから考え方が変化しました。初七日から三十三回忌まで裁きが続くと考えられています。
また仏教では、死者は33年目にはどんな人でもあらゆる罪は許されて極楽浄土にいくといわれています。
また仏教では、死者は33年目にはどんな人でもあらゆる罪は許されて極楽浄土にいくといわれています。