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葬儀の手帖

神道式

祖霊舎(それいしゃ)(神道棚)

祖霊舎とは、御霊とよばれる家族やご先祖様の霊をお祀りするものです。神棚には天照大御神を祀りますので祖霊舎は神棚とは別のものです。神棚に霊璽を祀ることはありません。

祖霊舎を配置する高さは神棚より低い位置に配置し、外扉は常に開けておきます。霊璽の納められている内扉は御霊をお祀りしている神聖な場所なので常に閉めておきます。

祖霊舎(神道棚)の祀り方
① 内扉 内扉の中に霊璽を祀ります。
神聖なもので直接目にしてはいけないので、内扉は常に閉めておきます。
② 神鏡(しんきょう) 内扉の前に置きます。天照大御神を御神体として内扉の前に配置します。
③ 瓶子(へいし) 蓋のある神酒を入れる器。対で配置。
④ 榊(さかき)立て 毎月1日と15日に新しい物と取り替えます。対で配置。
⑤ 水玉 毎日取替えます。
⑥ 火立て または
かがり火立て
蝋燭を立てて灯明を祀ります。対で配置。
⑦ 三宝(さんぽう) お供えを捧げる台。故人の好きだった物や季節の物をお供えします。対で配置。
⑧ 白い皿:米 毎日取り替えます。
⑨ 白い皿:塩 毎日取り替えます。
  • ※塩と米は入れ替わることもあります
POINT!

祖霊舎は基本的に白木でできているので、はたきを掛けるか乾拭きをする程度のお手入れになります。水拭きはシミになったり汚れがこびりついたりするので控えることをお勧めします。また水・米・塩は毎日取り替えましょう。